聴きたい!2020年代も健在Pop Punk(ポップパンク)な洋楽アルバム5選
Pop Punk(ポップパンク)とは
Pop punk(ポップ・パンク)は、オリジナルのパンク・ロックに比べ、メロディアスで疾走感のあるパンク・ロックと定義付けされています。
古くは1990年代前半のGreen Day(グリーン・デイ)のサウンドにより認知されることに。
その後、BLINK182(ブリンク182)、オフスプリング (The Offspring)などの活躍で、より親しみやすいものになっていきました。
そんななか、2020年代に入ってもなお健在な、おすすめPop Punk(ポップパンク)な洋楽アルバムを5作品まとめてみました。
2020年おすすめPop Punkアルバム5選
New Found Glory(ニュー・ファウンド・グローリー)
1997年結成、米・フロリダ発の4人組バンド。
2002年の3thアルバム「Sticks And Stones」が全米4位、2004年の「Catalyst」が全米3位を記録し一気にスターダムに駆けあがりました。
その後もコンスタントに作品を発表し、ポップパンク界隈の重要バンドとしてシーンに君臨し続けています。
「Forever + Ever x Infinity」
彼らの記念すべき10thとなるアルバム。
すでにベテランの域に達していながらも、今作は原点回帰したような爽快なメロコア・サウンドを聴かせてくれる作品となっています。
Green Day(グリーン・デイ)
1987年結成、米・カリフォルニア州発の3ピースバンドで、メンバーはビリー・ジョー・アームストロング、マイク・ダーント、トレ・クール。
1994年の3thアルバム「Dookie」でメジャー・デビューを飾り、同作は1000万を超えるセールスを記録、ポップパンクを代表するバンドに。
その後、2004年のアルバム「American Idiot」では米・英ともにチャート1位を獲得し、同作品収録の「Boulevard Of Broken Dreams」でグラミー賞最優秀レコード賞を受賞。
2015年にロックの殿堂入りを果たしています。
「Father Of All…」
彼らにとって13作目となるスタジオ・アルバム。
2分30秒のオープニング曲「ファザー・オブ・オール…」をはじめ、本作に収録されている全10曲は、平均2分前後の短い曲で構成され、トータルは26分あまりとコンパクトながらインパクトのある作品に仕上がっています。
Machine Gun Kelly(マシン・ガン・ケリー)
1990年4月22日生まれ、米・オハイオ州出身のミュージシャン/俳優。
通称は“MGK”で、本名はリチャード・コルソン・ベイカー。
2012年に音楽シーンに登場し、「Lace Up」でアルバムデビュー。
2016年はTVのコメディ・ドラマ・シリーズや映画に出演し、俳優としても活躍するほか、ファッションモデルとしてもデビューを飾っています。
「Tickets To My Downfall」
5作目となる今作は、Blink-182のドラマー、トラヴィス・バーカーがプロデュースしており、これまでのラップアルバムとは異なり初のポップ・パンク・アルバムに仕上がっています。
またトラヴィス・バーカーがドラムで参加しており、随所にBlink-182節ともいえる部分がみられ、Blink-182ファンにはたまらないところかもしれません。
All Time Low(オール・タイム・ロウ)
2003年結成、米メリーランド発の4人組バンド。
高いソングライディング力と、キャッチーでポップなメロディが世界各国で熱狂的なオール・タイム・ロウ信者を生んでいます。
「Wake Up, Sunshine」
ONE OK ROCKと同じレーベルFUELED BY RAMENからリリースされた彼らの8thアルバム。
これまで彼らがコツコツと積み上げてきた経験と大胆なサウンドを抽出した、まさにエッセンスのような作品に仕上がっています。
YUNGBLUD(ヤングブラッド)
「若い血」を意味する「YUNGBLUD(ヤングブラッド)」は1997年生まれ、英出身のミュージシャン/シンガーソングライター Dominic Harrison(ドミニク・ハリソン)によるプロジェクト。
現代社会を斜に構えた視点から、ルックスも音楽性もジェンダーも全ての壁を破壊し続け、若者に寄り添いながら彼らの怒りや不安を代弁して、権力者に異議を申し立てるその反抗的な精神と赤裸々な歌詞が現代の多くの若者に共感と支持を得ています。
そんな彼はまた、音楽ルーツとしてビートルズやボブ・ディランからの影響を公言しています。
「Weird!」
彼の2ndアルバムとなる今作。
エモーショナルなポップパンクやオルタナティヴロックをベースとして、エレクトロやヒップホップ、ラウドロックなどさまざまな要素を内包したカラフルなサウンドが特徴です。