聴きたい!ピアノ弾き語り海外(洋楽)アーティストまとめ
ピアノ弾き語りが印象的な洋楽アーティストたち
美しいピアノの旋律に癒される海外のソロ・アーティストをまとめてみました。
Vanessa Carlton(ヴァネッサ・カールトン)
1980年8月16日生まれ、米ペンシルべニア州出身のシンガー・ソングライター。
2001年から音楽活動をスタートさせ、翌年1stアルバム「Be Not Nobody 」をリリース。
同アルバムの3曲目「 A Thousand Miles」は、美しいピアノの音色が人々の共感を呼び、世界中で大ヒットを記録。
翌年の第45回グラミー賞では、主要部門の年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞にノミネートされました。
Alicia Keys(アリシア・キーズ)
グラミー賞15冠、全世界累計セールス3500万枚以上を誇る彼女。
7歳からピアノをはじめ、クラシックから、ジャズまで幅広く音楽を学びました。
2001年に1stアルバム「Songs in A Minor」を発表、グラミー5部門を受賞し全世界で1200万枚以上のセールスを記録。
2003年には2ndアルバム「The Diary of Alicia Keys」をリリース、2作連続でグラミー4部門受賞という快挙を成し遂げています。
Nina Simone(ニーナ・シモン)
1933年2月21日生まれ、米ノース・カロライナ州出身。
ジュリアード音楽院でピアノと作曲を学び4年間歌手の伴奏をした後、独立して弾き語りを始めた彼女。
クラシックの素養をジャズに生かしたピアノ演奏に定評があります。
Tori Amos(トーリ・エイモス)
1963年8月22日生まれ、米ノースカロライナ州出身のシンガー・ソングライター/ピアニスト。
3歳でピアノを始め、5歳で作詞・作曲活動を開始した彼女、10代のころ父親に付き添われてピアノバーで演奏を始めた経歴も。
19922年にソロとして「Little Earthquakes」でアルバム・デビューを果たし、以降コンスタントに作品を発表しています。
Roberta Flack(ロバータ・フラック)
1939年生まれのR&B系シンガー。
1969年、アルバム「First Take」でデビューを果たし、「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」が全米No.1を記録。
以降、72年にはダニー・ハサウェイとの「恋人は何処に」、73年に「やさしく歌って」、74年に「愛のためいき」と次々ヒットを飛ばしました。
Carole King(キャロル・キング)
1942年2月9日生まれ、米ニューヨーク出身。
1971年にリリースされた2ndアルバム『つづれおり』は、15週間ビルボードチャートで1位の座を守り、その後302週間チャートインし続け、現在までに2500万枚以上のセールスを誇っています。
1990年にはグラミーの殿堂入りも果たしており、シンガー・ソングライターとして後のさまざまなミュージシャンに多大な影響を与えています。
Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)
1979年3月30日、米ニューヨーク生まれ、テキサス育ち。
7歳よりピアノを始め、大学でジャズ・ピアノを専攻するも、1999年、一ヶ月だけのつもりで訪れたニューヨークにそのまま在住し、大学にはもどらず音楽活動を開始。
そして2002年、1stアルバム「Come Away With Me」で彗星の如くシーンに登場し世界的な人気を確立していきました。
Sarah McLachlan(サラ・マクラクラン)
1968年1月28日カナダ生まれ。90年代を代表する女性シンガー・ソングライターのひとり。
1989年にアルバム「Touch」でデビューし、1997年発表の4thアルバム「Surfacing」の全米2位ヒットによりブレイクを果たしました。
また同年、女性アーティストだけを集めたライヴ・ツアー「Lilith Fair」を主宰し、女性アーティストのリーダー的存在としての活動でも知られています。
Emeli Sande(エミリー・サンデー)
1987年3月10日生まれ、スコットランド出身のシンガー・ソングライター。
ジョニ・ミッチェルやニーナ・シモンから影響を受け、ピアノや歌を習得。
2011年のデビュー・シングル「Heaven」で一躍ブレイクを果たし、翌年の1stアルバム「Our Version Of Events」が全英1位を記録しました。
その後、2016年に2ndアルバム「Long Live the Angels」をリリースしています。
Skylar Grey(スカイラー・グレイ)
1986年2月23日生まれ、米ウィスコンシン州出身のシンガー・ソングライター。
10代から自分の曲を作り始め、高2の時にハイスクールを中退、ロサンゼルスに移りアーティストを目指し、2006年に1stアルバム「Like Blood Like Honey」をリリース。
2010年には、名前を現在のスカイラー・グレイへと変え、エミネムと「Love The Way You Lie」の共同制作者として広く知られることに。
Ben Folds(ベン・フォールズ)
1966年9月12日生まれ、アメリカ出身のシンガー・ソングライター、ピアニスト。
人気ピアノ・ロック・トリオ“ベン・フォールズ・ファイヴ”のヴォーカリスト兼ピアノ奏者としてデビューし、2000年のグループ解散後、2001年に1stソロ作「Rockin the Suburbs」を発表して本格的にソロ活動をスタートさせました。
バンドやソロを通じ、ピアノを中心としたポップなメロディライティングセンスが高い評価を得ています。
Gilbert O'Sullivan(ギルバート・オサリバン)
1946年、アイルランド生まれイギリス育ちのシンガー・ソングライター。
活躍は主に70年代で、1971年に1st アルバム「HIMSELF」をリリースし、その後発表した代表作「Alone Again - Naturally 」が全米チャートで6週連続1位(1972年の米年間チャートでも2位)を記録。
また彼のピアノ奏法スタイルは独特で、ほとんどべダルを使わない、同様に低音域・高音域の鍵盤を使わない、左手は打楽器のごとく鍵盤を叩いている、などの特徴がみられます。
Leon Russell(レオンラッセル)
1942年オクラホマ生まれ、長い髪と白い髭がトレードマークのシンガーソングライターかつピアノをはじめをするマルチプレーヤー。
アメリカ南部の湿地帯を指す言葉で、さまざまな南部の音楽を融合した白人ロックサウンド”スワンプ・ロック”の中心人物として知られます。
代表曲「A Song For You」は、1970年にデビュー・アルバムとしてリリースされたセルフタイトル・アルバム「Leon Russell」に収録。
同曲は、ジョー・コッカー、カーペンターズ、テンプテーションズなどの多くのアーティストがカバーする名曲でもあります。
2011年にロックの殿堂入りを果たしています。
Elton John(エルトン・ジョン)
1947年、イギリス生まれのシンガーソングライター。
彼の代表曲「Your Song」は、1970年の1stアルバム「Elton John」に収録されており、1972年リリースのアルバム「Honky Chateau」で初の全米チャート1位を獲得。
その後もバーニー・トーピンとのコンビでヒット曲を量産、1972年から75年までの間に7枚のアルバムが全てチャート1位に輝く快挙を達成しています。
勢いという意味でのピークは70年代だったものの、1997年にリリースした「Candle in the Wind」が全世界で3700万枚以上を売り上げ、チャートの史上もっとも売れたシングルの記録を打ち立てています。
Billy Joel(ビリー・ジョエル)
1949年、米ニューヨーク生まれのシンガー・ソングライターで1970年代から80年代、90年代と世代を越え、数々のヒット曲を量産。
特に活躍が著しかったのは70年代で、73年のアルバム「Piano Man」で注目を集め、77年の「The Stranger」ではチャート2位、収録曲「Just the Way You Are」はグラミー賞を獲得。
さらに78年のアルバム「52nd Street」では、シングル「Honesty」などがヒットし、翌年のグラミー賞年間最優秀アルバム賞を獲得しています。
Todd Rundgren(トッド・ラングレン)
1948年、米ペンシルベニア州出身のシンガー・ソングライター。
1967年、自身のバンド”NAZZ”を結成し、ソロとしては1970年のアルバム「RUNT」でデビュー。
その後、1972年には名盤との呼び声も高い「Something/Anything」、78年にはライブ盤となる「Back To The Bars」などをリリース、美しいメロディの作品の中にはピアノを基調とするものも多数。
Daniel Powter (ダニエル・パウター)
1971年2月25日生まれ、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州出身。
2005年に1stアルバム「Daniel Powter」からのシングル「Bad Day」が全世界で大ヒット、同曲は翌年のビルボード・シングル・チャートの年間1位となりました。
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)
1950年米国ミシガン生まれ。12歳でデビューし、盲目の天才少年シンガーとして脚光を浴びました。
1976年には2枚組のアルバム「Songs in the Key of Life」が全米アルバムチャート14週1位となる大ヒットになりグラミー賞の最優秀アルバム賞も受賞、彼の代表作に。
また、1984年の映画「The Woman in Red」のサウンドトラックに収録された「I Just Called to Say I Love You」は、米英で大ヒットするとともに日本でもCMに使用されるなど人気になりました。
Randy Newman(ランディ・ニューマン)
7歳からピアノを始め17歳で音楽出版社と契約を交わしプロも作曲家としてキャリアをスタートし、シンガー・ソングライターとして68年にデビュー。
暖かなピアノポップとともにアイロニーとユーモアが織り交ざった作風が特徴。
Joe Jackson(ジョー・ジャクソン)
1954年8月11日生まれ、英・バートンアポントレント出身のシンガー・ソングライター。
ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで音楽を専攻するかたわら、パブなどでも活動を展開。
1979年アルバム「 Look Sharp! 」でデビュー。
代表作に1982年のアルバム「Night and Day 」に収録された「Steppin' Out」など。
また1984年のアルバム「Body & Soul」のオープニング曲「The Verdict」は、俳優の中井貴一が出演するマツダ・ファミリアのCM曲としても使用されています。
Eric Justin Kaz (エリック・ジャスティン・カズ)
1946年生まれ、米ニューヨーク出身のシンガーソングライター。
1972年にアルバム「If You're Lonely」でデビューを果たし、74年に 2nd アルバム「Cul de Sac」をリリース。
アルバムジャケットのような肩の力がほどよく抜けた、ピアノを基調としたゆったりしたサウンドが聴きどころ。
商業的にはパッとしなかった彼は、Bonnie Raitt(ボニー・レイット)やLinda Ronstadt(リンダ・ロンシュタット)、Kenny Rogers(ケニー・ロジャース)などへ楽曲提供するソングライターとしての一面も。