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音楽のまとめ

聴きたい!ピアノが印象的な70年代洋楽男性シンガーソングライター5選

70年代に活躍したピアノマンなシンガーソングライターたち

ビリー・ザ・ベスト 1&2

 

当時リアルタイムで洋楽を聴いていた人にとっては定番、時代を遡って新たに出会う人にとっては、きっと新鮮で温かみのある音楽に聴こえるのではないかと思われるシンガーソングライターを5人紹介してみます。

  

Billy Joel(ビリー・ジョエル)

Piano Man

 

1949年、ニューヨーク生まれのシンガー・ソングライター。

 

1970年代に数々のピアノが印象的なヒット曲を量産。

 

1973年のアルバム『ピアノ・マン(Piano Man)』で注目を集め、

 

1977年『ストレンジャー(The Stranger)』はチャート2位、収録曲「素顔のままで(Just the Way You Are)」はグラミー賞を獲得。

 

さらに1978年『ニューヨーク52番街(52nd Street)』はチャート1位を獲得し、シングル「Honesty」などをリリース、同アルバムは1979年にグラミー賞年間最優秀アルバム賞を獲得しています。

 

 

Elton John(エルトン・ジョン)

Elton John

 

1947年、イギリス生まれのシンガーソングライター。

 

彼の代表曲「僕の歌は君の歌(Your Song)」は、1970年にデビュー・アルバムとしてリリースされたセルフタイトル・アルバム『Elton John』に収録。

 

1972年リリースのアルバム『Honky Chateau』で初の全米チャート1位を獲得。

 

その後もバーニー・トーピンとエルトン・ジョンのコンビでヒット曲を量産、1972年から75年までの間に7枚のアルバムが全てチャート1位に輝く快挙を達成。 

 

勢いという意味でのピークは70年代だったものの、1997年にリリースした『Candle in the Wind』が全世界で3700万枚以上を売り上げ、チャートの史上もっとも売れたシングルの記録を打ち立てています。 

 

Leon Russell(レオン・ラッセル)

レオン・ラッセル

 

1942年オクラホマ生まれ、長い髪と白い髭がトレードマークのシンガーソングライターかつピアノをはじめをするマルチプレーヤー。

 

アメリカ南部の湿地帯を指す言葉で、さまざまな南部の音楽を融合した白人ロックサウンド『スワンプ・ロック』の中心人物として知られます。

 

代表曲「ソング・フォー・ユー(A Song For You)」は、1970年にデビュー・アルバムとしてリリースされたセルフタイトル・アルバム『Leon Russell』に収録。

 

同曲は、ジョー・コッカー、カーペンターズ、テンプテーションズなどの多くのアーティストがカバーする名曲でもあります。

   

Gilbert O'Sullivan(ギルバート・オサリバン)

Back to Front

 

1946年、アイルランド生まれイギリス育ちのシンガーソングライター。

 

活躍は主に70年代で、1971年に1st アルバム「HIMSELF(ヒムセルフ)」をリリースし、その後発表した代表作「アローン・アゲイン(Alone Again - Naturally) 」が全米チャートで6週連続1位(1972年の米年間チャートでも2位)を記録するヒットとなります。

  

また、彼のピアノ奏法スタイルは独特で、ほとんどべダルを使わない、同様に低音域・高音域の鍵盤を使わない、左手は打楽器のごとく鍵盤を叩いている、などの特徴がみられます。

  

Eric Justin Kaz (エリック・ジャスティン・カズ)

イフ・ユアー・ロンリー

 

1946年生まれ、ニューヨーク出身のシンガーソングライター。

 

1972年にアルバム『イフ・ユアー・ロンリー(If You're Lonely)』でデビューし、続いて1974年に 2nd アルバム『カル・デ・サック(Cul de Sac)』と2作を発表。

 

アルバムジャケットのような肩の力がほどよく抜けた、ピアノを基調としたゆったりしたサウンドが聴きどころ。

 

しかし商業的には上記4人ほどパッとせず、どちらかといえば、ボニー・レイット(Bonnie Raitt)やリンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)、ケニー・ロジャース(Kenny Rogers)などへ楽曲提供するソングライターとしての一面で知られます。