代表曲「シャルル」はカラオケで人気！ボカロPバルーンこと須田景凪
2013年に始動、ボカロP バルーン（balloon）
夏過ぎるので断髪をしたhttps://t.co/indTKggsvo pic.twitter.com/V47mbQqhJH
— 須田景凪│バルーン (@balloon0120) July 5, 2018
バルーンは「シャルル」「雨とペトラ」「レディーレ」などのVOCALOID楽曲で知られるボーカロイドプロデューサー（ボカロP）。
2013年4月にボカロ曲「造形街」でデビュー。
2016年4月には「花瓶に触れた／flower」が、ニコニコ動画で初の VOCALOID 殿堂入りを果たしています。
そんな彼の生み出す音楽の特徴は、聴き手の予想を心地よく裏切ってくれる曲の展開、中毒性のある独特（不思議）なメロディです。
代表曲は2016年に投稿された「シャルル」
現在、You Tubeで再生回数2700万を超える「シャルル」（セルフカバーver.）。
ニコニコ動画をはじめ、You Tube、Twitter などで『歌ってみた』の二次創作が数多く投稿されており、同曲の支持の高さがうかがえます。
さらに、JOYSOUNDが発表した「2017年 年代別カラオケ年間ランキング」では、動画サイトをはじめ、インターネットが音楽との出会いの場になっている10代の部門で1位（※2017年発売曲 カラオケ総合ランキングでも1位）に輝いています。
「シャルル」ボーカロイドver.
「シャルル」セルフカバーver.
バルーンとしてのディスコグラフィー
これまでアルバムを2枚、EPを1枚、ボカロP 有機酸とのスプリットアルバムを1枚リリースしています。
2017年8月12日 2nd アルバム『corridor』
「apartment」以来、約2年ぶりのフルアルバム。
動画サイトで殿堂入りを果たした「シャルル」「メーベル」「雨とぺトラ」「レディーレ」をはじめ、新曲4曲を含む作品です。
2017年4月30日 split アルバム『facsimile』
「バルーン」と、uki3こと「有機酸」のスプリット・アルバム。
バルーンが有機酸の楽曲を、有機酸がバルーンの楽曲と、互いの楽曲をカバーし合い、新たな楽曲の一面が見られる作品です。
2017年5月17日 1st EP『Marble』
「花瓶に触れた」を含むボーカロイド楽曲が8曲、さらにセルフカバー2曲が収録された作品です。
2015年4月30日 1st アルバム『apartment』
それまで発表していた既存曲に新曲を加えた12曲を収録。
ラストナンバーの「アティック」では、歌い手の宮下遊をゲストボーカルとして迎えています。
シンガーソングライター『須田景凪』として活動を開始
シャルルのセルフカバーの反響が大きかったこともあり、2017年10月からシンガーソングライター・須田景凪（すだけいな）として活動を開始。
近年音楽界を席巻しているボカロP「ハチ」こと米津玄師や、ボカロP「ねこぼーろ」ことササノマリイなど、現在シンガーソングライターとして活動の幅を広げているボカロP出身者のように、彼の活躍も期待されます。
2018年1月31日 1stアルバム『Quote』
須田景凪名義で最初に制作された楽曲「Cambell」については、こんなコメントも。
『Quote』のインタビューで本人は“普通の日常のなかの不気味さを書きたいなと思って書いた曲で。何をやっても心理的にあんまり埋まらないところを曲にしたいなと思って書いた曲です。”と語っている。
2019年1月16日 メジャー1st EP『teeter』
2019年1月、満を持してあいみょんなども所属するワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルであるunBORDEよりメジャー・デビューを果たしました。
同作には、ダンロップのスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 02」のプロモーション短編アニメ「ROAD TO YOU 〜星降る丘の約束〜」の主題歌「レソロジカ」を含む6曲が収録。
『teeter』（ティーター）の意味は、”よろよろと歩くこと”。ゆっくり、でも着実に先に進もうとする彼の意気込みが感じられるタイトルになっています。
