どこか懐かしくエモーショナル！京都出身のバンド10選
京都発のバンド
世界人気都市ランキングで1位になったりしていて、外国人にも人気の古都・京都。
2007年より、夏の野外ロックフェス『京都大作戦』を主催するロック・バンド「10-FEET」や、2001年より、冬フェス『ポルノ超特急』を主宰するロック・バンド「ROTTENGRAFFTY」をはじめ、数々のバンドを輩出している土地柄。
この2つに留まらず、2002年より続くインディ音楽フェス『ボロフェスタ』、2007年から続く「くるり」主催の音楽フェス『京都音楽博覧会』、2012年から始まった都市型音楽フェス『いつまでも世界は…』など音楽フェスが盛んな街として知られています。
そんななか、「くるり」に代表されるどこか懐かしく、それでいてエモーショナルで叙情的なサウンドのバンドを10組紹介してみようと思います
くるり
1996年に立命館大学の音楽サークル”ロック・コミューン”にて結成された、現在の京都を代表するバンドのひとつ。
フォークなテイストの中に、さまざまなジャンルの音楽からインスパイアされた時に実験的なサウンドアプローチが魅力です。
Homecomings（ホームカミングス）
2012年4月に京都精華大学のフォークソング部内にて結成された女性3人男性1人の4人組バンド。
これまで英語詞だったものの、2018年10月リリースの 3rd アルバム『WHALE LIVING』では、新たに日本語詞の楽曲も収録、常に進化を続けているバンドです。
バレーボウイズ
2015年に京都精華大学の在卒生で結成された男女混声6人組バンド。
1970年代の歌謡曲を彷彿させるノスタルジックなメロディーと、青春感あふれる合唱サウンドが特徴のバンドです。
台風クラブ
2013年に結成された3人組ロック・バンド、自称“日本語ロックの西日”。
シンプルながら実は練られている小気味よいサウンドの中に、やっぱり懐かしさを孕んでいるメロディーが特徴です。
ベランダ
全身となるバンド「ほいほい」解散後、2014年に結成された4人組男女混声ロック・バンド。
2017年の1stアルバム「Any Luck to You」を経て、2018年に2ndアルバム「Anywhere You Like」をリリース。
初期くるりを彷彿させるフォークを基調とした少しオルタナティヴなギターサウンドにスピッツ・草野マサムネのような日本語の乗せ方が心地よく響くバンドです。
本日休演
![アイラブユー [MRCD-5653]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61VOUbRSNlL.jpg "アイラブユー [MRCD-5653]")
2012年に結成、2014年にセルフタイトルのアルバム「本日休演」でデビュー。
僕たちは本日休演、京都でバンド活動をしています
ロック、サイケ、パンク、ポップ、レゲエ、呪術、ジャズ、カントリー、暗黒舞踏、ラグタイム、アンビエント、テクノ、ダブ、童謡などなど……色々な音楽を聞いては色々なことをしています。決して一つどころに留まらず、あちらこちらに歩を向けて、向かう先にて何はなくとも今日も元気に休演日和。
Crispy Camera Club（クリスピーカメラクラブ）
2016年、京都を拠点に結成された3人組バンド。
1990年代のUKインディギターサウンドに影響を受けたどこか懐かしさを覚えるメロディーと、前バンド「リツコ」時代から健在なミサト（Vo、G）の伸びやかでストレートな歌声が魅力です。
JYOCHO（ジョウチョ）
2015年に解散したプログレッシブ・ポップ・バンド”宇宙コンビニ”のフロントマン、だいじろー（中川大二朗）が、2016年に京都で始動させたソロ・プロジェクト。
プログレッシブ～マスロック〜ポップスなど様々なジャンルを通過した音楽性に、テクニカルなトラック、温かみ、激情をふんだんに盛り込んだ、まさに情緒感たっぷりな、JYOCHOにしかできない独自の世界観を構築する。
mol-74（モルカルマイナスナナジュウヨン）
2010年に結成された4人組オルタナティヴ・ロック・バンド。
北欧ポストロックなバンドを想起させる冷たい空気感や、繊細かつ叙情的な美しいサウンドが特色です。
Turntable Films（ターンテーブル・フィルムズ）
2010年2月にミニ・アルバム「Parables of Fe-Fum」でデビューを飾った、3人組オルタナティヴ・フォークロックバンド。
普遍的でスタンダートな良質なメロディを届けてくれる彼ら、こちらも先述のバンド「Homecomings」のように、2015年の 2nd アルバム「Small Town Talk」より全曲日本語歌詞にシフトしています。
