GET UP MUSIC

音楽のまとめ

トップ > シンガーソングライター > 極上のポップを聴かせてくれるバンド『スカート』＆澤部渡とは

極上のポップを聴かせてくれるバンド『スカート』＆澤部渡とは

シンガーソングライター 邦楽

澤部渡によるソロプロジェクト『スカート』

f:id:pen-dai:20180909113226j:plain

 

シンガーソングライター澤部 渡（さわべ わたる）によるソロ・プロジェクト。

 

どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。強度のあるポップスを提示し、観客を強く惹き付けるエモーショナルなライヴ・パフォーマンスに定評がある。

 

profile : スカート オフィシャルサイト


昭和音楽大学卒業時よりスカート（skirt）名義での音楽活動を始め、2010年に自身のレーベル〈カチュカサウンズ〉を設立、同年12月に自主制作による1st アルバム「エス・オー・エス」をリリースします。 

 

以降もセルフプロデュースによる作品をコンスタントに制作し、2014年12月にはインディーズレーベル〈カクバリズム〉よりアナログ 12inch シングル「シリウス」を発表。

 

アルバム「CALL」

CALL

 

2016年のアルバム「CALL」では、ミュージックビデオも含めポップセンスあふれるサウンドが話題に。

 

12曲入りで37分というコンパクトさは、ポップへのひとつの回答とも言える作品と言えます。

 

スカート / CALL 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

 

スピッツ「みなと」

みなと

 

同じく、2016年4月22日にはテレビ朝日「ミュージックステーション」に新曲『みなと』を演奏するスピッツのバックバンドのひとりとして出演。

 

見た目のインパクトに加え口笛の上手さから、多くの視聴者より『あのスピッツの後ろでタンバリンと口笛吹いてたのは誰？』とSNS上で話題沸騰しました。

 

 

アルバム「20/20」

20/20

 

そして続く2017年10月のアルバム「20/20」で満を持してメジャーデビューを果たしました。

 

とはいえ、奇をてらうことなくインディーズ時代からのスカート サウンドを裏切らないロック・ポップが聴ける作品となっています。

 

スカート / 視界良好【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

 

スカート / 静かな夜がいい【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

 

そんな、スカートを主催する『澤部 渡』とは 

http://skirtskirtskirt.com/skirtwp/wp-content/uploads/2018/09/002165630011_f-e1535880097883.jpg

profile : スカート オフィシャルサイト

 

1987年生まれ、東京都板橋区出身のシンガーソングライターでありマルチミュージシャン。

 

先ほどの口笛やタンバリンだけではなく、ギターやボーカル、ベース、サックス、さらにはドラムまでを手掛けます。

 

その才能から、『yes mama ok？』や『川本真琴 with ゴロニャンず』、『トーベヤンソン・ニューヨーク』などのプロジェクトでも正式メンバーやサポート・アクトとして活躍。

 

彼の爽やかで心地よさのある歌声はポップで親しみやすく、サウンドからは母親の影響で子供のころから聴き馴染んでいたという海外のソウルやジャズなど多様なジャンルのエッセンスが垣間見えます。

 

また、新潟県在住のアイドルユニット『Negicco』およびメンバーkaedeのソロ作をはじめ、姫乃たまによるセルフプロデュースユニット『僕とジョルジュ』、『藤井隆』などに楽曲提供も行っています。

 

2018年も映画とのコラボなどで活躍

映画「恋は雨上がりのように」

オリジナル・サウンドトラック「恋は雨上がりのように」

 

5月公開の映画「恋は雨上がりのように」では、劇中音楽（2曲）を提供。

 

同作は、45歳の中年男性に想いを寄せる17歳・女子高生の恋模様を描いた、眉月じゅんの人気コミックを小松菜奈と大泉洋らによって実写化した作品です。

 

 

映画「高崎グラフィティ。」

f:id:pen-dai:20180909111210j:plain

 

 

第1回「未完成映画予告編大賞」でグランプリを受賞した8月公開の映画「高崎グラフィティ。」の主題歌「遠い春」を担当。

 

同作は、群馬・高崎を舞台に、高校を卒業し新生活を控える5人の男女を描いた青春群像劇です。

 

楽曲「遠い春」については本人のコメントも

 

「『この3月をどう越えようか』。彼らが抱えた『今、この時間をどうするべきか』という気持ちを映画から受け取り、それが『遠い春』の曲となり、やがて詩になりました。詩に『桜』と『つつじ』が出てきますがそのどちらも俳句で言えば同じ春の季語です。僅かな時間が濃密になるように願ってこの対比にしました。いい映画の後味になれば幸いです」

 

10月31日には、メジャー 1st シングルとして同曲を含むシングルがリリースされます。