媚びないサウンドが魅力!2ピースガールズバンド『FINLANDS』
2ピースガールズロックバンド FINLANDS
2012年に始動した神奈川発の2ピースガールズロックバンド。
メンバーは、塩入冬湖(Vo、G)とコシミズカヨ(B、Cho)。
媚びないスタイルは、7月に完結=解散したチャットモンチーや、同じ2ピースの yonige、7月から3ピースに戻ったリーガルリリーなどのガールズバンドに通じるカッコよさがある。
国内外のエモやオルタナ、メロコア等のバンドからの影響が感じられるギターロックを基調としながら数あるガールズバンドの中で、他のバンドとは一線を画す独自な音楽性が魅力です。
たとえば
一瞬楽器みたいになる声が独特
塩入のエモーショナルかつ、ウィスパーから高音までを自在に使い分ける存在感あるヴォーカル。
たとえば、You Tube や spotify などで、何か作業をしながらとか”ながら”で女性ヴォーカルの音楽を聴き流しているときに、おやっ!ってなるような。
前も言ったけどFINLANDSのボーカルの塩入冬湖さん、めちゃくちゃ良い声してるんだよなぁ。一瞬楽器みたいになる声が独特で、そこが好きなのです。
— enon kawatani (@indigolaEnd) 2015年6月14日
モッズコート(厚着)でのライブ
1度厚着で演奏した映像が評判となり脱ぐに脱げなくなったモッズコート(厚着)姿がトレードマーク、今や彼女たちのユニフォームに。
ジャケットやMVのアートワークが洗練されている
スタイリッシュなジャケットデザインやミュージックビデオなど、一貫性のあるアートワーク。
これらを手がけるのは、グラフィックデザイナーから現在は独自の創作活動を展開する大川直也とのタッグによるもの。
FINLANDSのアートワーク、シンプルかつ統一感があってCD集めて並べたくなる良さがある… pic.twitter.com/nnLmwxqtOp
— 健康 (@a_7days_wonder) April 2, 2018
そんな彼女たち、前身となる「The Vitriol」時代が
The Vitriol(ザ・ビトリオル)は、FINLANDSのふたりを含むスリーピースガールズバンド。
メンバーは、塩入冬湖(Vo、G)小清水香代(B、Cho)佐藤アリア(Ds、Cho)。
インディーズレーベルと契約し、2枚のミニアルバムをリリースしています。
2nd ミニアルバム 「i-ron」
塩入が初めて行ったライブがスピッツだったという、同バンドのの楽曲「スパイダー」のカバーを含む7曲入りミニアルバム。
1st ミニアルバム 「April」
後のFINLANDSのサウンドにつながるギターロックが前面に押し出された作品。
「FINLANDS」の歴史 ディスコグラフィー
2018年7月11日 2nd フルアルバム「BI」
アルバムタイトル「BI(読み:バイ)」=ふたつの、という意味。
作詞・作曲すべてを担当する、歌詞に艶感が出てきたような印象を受ける塩入の内なる二面性だったり、対となるバンドメンバー2人の関係、聴き手との関係とさまざまな意味に解釈できます。
2017年7月5日 5th ミニアルバム 「LOVE」
アルバムタイトルは、塩入が ”興奮” を言い換えたらLOVEになったというシンプルな理由から名づけられたもの。
2016年7月13日 1st フルアルバム 「PAPER」
オープニングナンバーの「ウィークエンド 」から、2曲目「バラード」への絶妙な流れから、ラストナンバーの「ヘイト」まで一気に聴き終えてしまう、疾走感あふれる曲からミディアム・ナンバーまで緩急織り交ぜられた作品です。
2015年7月15日 4th ミニアルバム「JET」
サポートメンバーを迎えて4人で作り上げた流通盤としては2枚目となる作品。
2015年2月4日 3rd ミニアルバム「ULTRA」
3枚目のミニアルバムにして、初の流通盤となる作品です。
2014年4月13日 2nd ミニアルバム 「atlas」
ライブ会場限定発売の作品になります。
2013年6月5日 1st ミニアルバム 「悲しい食事」
ライブハウス限定発売で、現在は廃盤となっている作品です。