90’s~00’s 美メロな洋楽 エモ(EMO)アルバム名盤10選
1994 Sunny Day Real Estate「Diary」
1992年、シアトル発の彼らの 1st アルバムにして、エモーショナル・コア(ロック)史上最高傑作との呼び声が高い作品です。
1997 Mineral「Power Of Failing」
1994年リリース、テキサス発の彼らが放ったハード・コア寄りの激しさと、叙情的な静の部分のバランスが絶妙な 1st アルバム。
泣きのエモ代表といえば、このバンドが筆頭にあげられるのではないでしょうか。
2002 The Gloria Record「Start Here」
元 Mineral のクリス・シンプソンを中心に結成されたグロリア・レコードの 1st アルバム。
Mineral の進化形となるサウンドは、さらに繊細さや優美さを増し、とくにシンフォニックなキーボードストリングスが秀逸な3曲目の「Cinema Air」などを聴くと、まるで幻想世界に誘っているような錯覚に陥ります。
2000 Brandtson「Trying To Figure Each Other Out」
米クリーブランド発、レーベル ”DEEP ELM” を代表する彼らのEP。
美メロかつハモりあり、おまけに疾走感のあるサウンドと涙腺ゆるみっぱなしの作品です。
オススメは3曲目の「Leaving Ohio」。
1999 American Football「American Football」
1997年、Mike Kinsella を中心に結成された彼らが、99年にリリースした唯一のセルフタイトルとなるフルアルバム。
エモのジャンルにとどまらず、”ポストロック”のジャンルを確立した作品として語られることも多い作品です。
歪みの少ないギターのトーンは、ジャケット写真の夜の静寂を思わせます。
1999 The Get Up Kids「Something to Write Home About」
米カンザスシティ発の彼らの 2nd アルバム。
1st アルバム「Four Minute Mile」でみられた粗削り感がなくなったものの、ポップで聴きやすくなり疾走感は変わらずという、最高傑作にあげられることの多い作品。
オススメは、マット・プライアーが聴かせにかかっている5曲目の「Out of Reach」。
2001 Saves The Day「Stay What You Are」
1997年、ミュージャージー発の彼らの 3rd アルバム。
ジャケット写真を彷彿させる、やさしく降り注ぐ陽光のようなポップ・パンク寄りのエモ・サウンドが特徴な作品です。
2001 Jimmy Eat World「Bleed American」
1993年、アリゾナ発の彼らの 4th アルバム。
エモ・シーンにおいて最も商業的成功を収めているバンドといわれ、その中でトップセールスをあげた作品がこちら。
3曲目の「The Middle」はシングルとしてスマッシュヒットしています。
2000 Elliott「False Cathedrals」
彼らのベストと評されることの多い 2nd アルバム。
ハーモニーとピアノを導入したスケール感の大きなサウンドが魅力のバンドです。
オススメは、静から動への流れやボーカル、ハーモニー、どれをとっても美しい4曲目の「Drive On To Me」。
2002 Sunday’s Best「Californian」
米ロサンゼルス発の彼らの 2nd にしてラストアルバム。
1st よりもギター・ポップ、パワー・ポップ寄りのサウンドになったものの、さわやかなエモいメロディは健在です。
オススメは、すこしドリーミーな表題曲「Californian」。