ボーカロイド・プロデューサー(ボカロP)出身のアーティスト5選
ボカロP『バルーン』こと、須田景凪
2013年より「バルーン」名義でニコニコ動画にて活動を開始。
「雨とペトラ」「レディーレ」「flower」などのボーカロイド楽曲が軒並み人気に。
中でも「シャルル」は、JOYSOUNDの2017年カラオケ年間ランキング「2017年発売曲ランキング」で年間1位を記録。
隅々までこだわった予想外かつ大胆なメロディーが10代のを中心にして多くの若者の支持を集めています。
ちなみにバルーン名義では2作のアルバムを発表しています。
須田景凪(すだけいな)として
2017年10月より、自身の声で歌うシンガーソングライター須田景凪(すだけいな)として、活動を開始。
2018年1月に 1st アルバム『Quote』をリリース。
彼の切なく中毒性のある歌声を聴くことができます。
ボカロP『n-buna』こと、ヨルシカ
2012年より活動を開始したボ―カロイドプロデューサー・クリエイター。
「ウミユリ海底譚」「メリュー」「夜明けと蛍」など多くの人気ボカロ楽曲を投稿しています。
2013年に投稿した楽曲「透明エレジー」がスマッシュヒット!
翌年2014年2月に投稿した「ウミユリ海底譚」も瞬く間に多くの人に支持され、オリジナル動画、2次創作作品も含めると500万再生を越える代表曲となる。情景描写と心理描写が合わさった情緒的詩世界と、ロックからバラードまでギターサウンドを軸に織りなす印象的なメロディが10代を中心に支持される。
n-buna 名義では、メジャーアルバムを2作品リリースしています。
ヨルシカとして
n-buna が、女性シンガー suis(スイ)を迎えてバンド ”ヨルシカ” を結成。
2017年6月に 1st ミニアルバム『夏草が邪魔をする』をリリース。
爽やかなギターサウンドとやわらかな suis の歌声が共鳴する、全7曲が収録された作品です。
ボカロP『ハチ』こと、米津玄師
2009年よりニコニコ動画へオリジナル曲を投稿し始める。
「マトリョシカ」「パンダヒーロー」「結ンデ開イテ羅刹ト骸」等の作品を発表。VOCALOIDシーンの中で、中毒性のあるロックサウンドで存在感を切り開いていき、日本だけでなく世界からも注目されるという、群を抜いた実績を誇る。また、イラストと映像も自身で手掛けている。
PROFILE | 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
ハチ名義では、2010年に「花束と水葬」「OFFICIAL ORANGE」の2枚のアルバムを発表しています。
米津玄師(よねづけんし)として
2012年にボーカロイドシーンの枠を飛び越え、自身がボーカルをとったアルバム「diorama」をリリース。
以降、ロックシーンをはじめ様々なフィールドで高い評価を受け、音楽チャートを席巻することに。
2017年11月の 4th アルバム『BOOTLEG』では初週23冠を記録、2018年にはTBSドラマ「アンナチュラル」の主題歌として提供した「Lemon」が100万ダウンロードを超えるなど、日本を代表するヒットメーカーになっています。
米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
ボカロP『ねこぼーろ』こと、ササノマリイ
2009年よりボーカロイド・プロデューサー『ねこぼーろ』として活動を開始。
2011年に投稿した『戯言スピーカー』が自身初のVOCALOID殿堂入りを達成、ぼくのりりっくのぼうよみ や DAOKO をはじめ、多数のアーティストにカバーされ知名度が拡大しました。
ササノマリイとして
2014年よりシンガーソングライター、ササノマリイとして活動を開始。
2016年に、TVアニメ『夏目友人帳 伍』OPテーマになったシングル「タカラバコ」でメジャーデビューを果たします。
エレクトロニカを基調に、ロックやポップスなどを昇華させたサウンドと、温かいメロディーの中に、時に心に突き刺さる言葉を載せた歌詞で人気を博しています。
『古川P』こと、古川本舗
2009年に活動を開始し、ニコニコ動画に「ムーンサイドへようこそ」を投稿。
「ピアノ・レッスン」「Alice」「グリグリメガネと月光蟲」などが人気の作品です。
名前の由来は、地元にある駐車場『古川パーキング』から名付けられたものです。
古川本舗として
セルフプロジェクトとして活動を開始し、2011年に1stアルバム「Alice in wonderword」をリリースしました。
作詞・作曲にとどまらず、CDジャケットのアートディレクションなどマルチに手掛けています。
ロック、エレクトロニカ、フォークなど多彩な音楽要素を融合させたポスト・ロック的なサウンドと緻密なアレンジが持ち味です。