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音楽のまとめ

聴きたい!洋楽パワー・ポップ(Power pop)バンド5選

パワー・ポップ(Power pop)

ノー・マター・ホワット:リヴィジティング・ザ・ヒッツ (NO MATTER WHAT:REVISITING THE HITS)

 

元来、1960年代にザ・フーThe Who)のピート・タウンゼント(Pete Townshend)が自分たちの音楽をパワー・ポップと表現したのが発端と言われていますが、一般的に認知されたのは1970年代終わりから80年代初めの時期とされています。

 

当時のバッドフィンガー(Badfinger)やラズベリーズ(Raspberries)のサウンドが代表的です。

 

Weezer (Blue Album) [12 inch Analog]

 

1990年代に入りウィーザーWeezer)がデビューすると再びパワー・ポップムーブメントが起こり、界隈が活況となりました。

 

そこで今回は、90年代から00年代に活躍し2010年代にも活動を続けたウィーザー界隈のバンドを5つまとめてみました。

 

ウィーザー界隈のパワー・ポップバンド5選

ナダ・サーフ(Nada Surf

Never Not Together

 

1992年にニューヨークで結成。

 

96年にデビュー・アルバム『ハイ/ロウ』をリリース。美メロとパワーポップなフルなサウンドを展開し、高い評価を受けます。

 

200年代に入ってもも『ザ・プロクシミティー・エフェクト』や『ザ・ウェイト・イズ・ア・ギフト』、『ラッキー』など、完成度の高い作品を次々にリリースし“ポスト・ウィーザー”と呼ばれました。

 

ウィーザーWeezer

ヴァン・ウィーザー

 

1992年2月14日に結成された、アメリカの4人組オルタナティブロックバンド。

 

パワー・ポップというジャンルを確立し、作風は初期の一時期「泣き虫ロック」と評されていました。

 

2020年の『ヴァン・ウィーザー』までアルバム14枚がリリースされています。

 

モーション・シティ・サウンドトラック(Motion City Soundtrack

Panic Stations

 

99年にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで結成された5人組。

 

2003年、『アイ・アム・ザ・ムービー』でデビュー。

 

以降、Warped Tourへの参加やブリンク182のオープニングアクトなどで経験を積み、05年には2ndアルバム『コミット・ディス・トゥ・メモリー』をリリース。

 

切ないメロディと疾走感のあるサウンドに加え、ムーグ・シンセサイザーを取り入れるという個性的な手法で人気を得ました。

 

2016年に無期限の活動休止に入るも19年に活動を再開しています。

ティーンエイジ・ファンクラブTeenage Fanclub

エンドレス・アーケイド

 

イギリス、スコットランド出身のロックバンドで略称はTFC。

 

80年代後半にノーマン・ブレイク、レイモンド・マギンリー、フランシス・マクドナルドの3人で組んでいた前身のバンド、ボーイ・ヘア・ドレッサーを経て1989年、グラスゴーにて結成。

 

90年にアルバム・デビューを果たし、翌年の『バンドワゴネスク』でブレイク。

 

97年の『ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン』では全英3位を記録し、人気バンドとして広く知られるようになります。

 

オズマ(Ozma

Spending Time On the Borderline by Ozma (2005-08-09)

 

カリフォルニア、パセデナ出身の5人組。

 

Weezerのコピーからバンド・キャリアをスタートし、WeezerとGet Up Kidsのオープニングアクトに起用されたことでブレイク。

 

Weezerを彷彿させる泣きメロを聴かせてくれます。