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音楽のまとめ

電気グルーヴの自粛とピエール瀧復活のことをシンプルに考える

電気グルーヴのピエール瀧メンバーが逮捕

DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc)

 

電気グルーヴのピエール瀧メンバーが3月12日深夜、麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕。

 

厚生労働省の麻薬取締部が家宅捜査し、尿検査を行ったところ尿からコカインの陽性反応が出たとのこと。

 

調べに対して容疑を認めているといい、20代のころから大麻やコカインを摂取していたとの報道も。

レーベルは電気グルーヴの出荷停止などを発表

30 (特典なし)

 

 逮捕されたことを受け、所属するソニー・ミュージックレーベルズが声明を発表。

 

CD、映像商品の出荷停止。CD、映像商品の店頭在庫回収。音源、映像のデジタル配信停止といもの。

さらに、石野卓球のイベント出演中止 ”だとよ”

Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2018年 2月号 (小冊子「サンレコ for ビギナーズ2018」付) [雑誌]

 

3月23日、北海道で開催されるイベント「Pump It Presents Takkyu Ishino」へ出演予定だった石野卓球の出演が中止に。

 

 

連帯責任での出演見合わせではなく、報道陣が殺到した場合、他の出演者の迷惑になってしまうのでという理由。

音楽に罪はない 坂本龍一らが自粛ムードに疑問

Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2017年 5月号 [雑誌]

 

 

そこに、テクノ界の重鎮である坂本龍一が2019年3月15日未明、自身のSNSで音源が自粛されたことに強く疑問を提示。

 

バタフライ・アフェクツ

 

 

ロック・バンド、 ソウル・フラワー・ユニオンなど賛同するミュージシャンも。

この意見は、もちろん賛否両論に

俳優としてのピエール瀧メンバーの過去作(映画・テレビドラマ)、これから公開・放送される作品がお蔵入りするか否かの問題、「作品に罪はない」 という声もあがるなかでの音楽版となる話。

 

買う買わない、聴く聴かない、は消費者が決める。

生まれてくる子(音楽)に罪はない。 

 

などの自粛反対意見や

 

今後の抑止力のために自粛は必要。

反社会的行為を犯した者に利益を与えない義務が企業にあるのでは。

不祥事は企業イメージの低下につながるため自粛はやむを得ない。

 

などの自粛賛成意見も

では、こうしてみるとか?

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たとえば、レーベルとピエール瀧メンバーのギャラ分を、薬物依存から更生する施設へ寄付など、更生・撲滅につながる活動などに貢献する費用に充てる。

 

とすれば、聴きたい人は音源や映像作品を買えばいいし、反社会的行為を犯した者に利益が行くことはなく、企業イメージの低下につながることもないのでは。と思ったりします。

今年、節目の結成30周年を迎えていた電気グルーヴ

Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2019年 3月号 (電気グルーヴ × サンレコ 2019年カレンダー付) [雑誌]

 

前身となるバンド人生での活動を経て、1989年に石野卓球とピエール瀧を中心に結成。

 

アルバム『FLASH PAPA』でメジャー・デビューした1991年6月から1994年3月までは、深夜ラジオ〈電気グルーヴのオールナイトニッポン〉のパーソナリティを担当。

 

1980年代テクノやニューウェーブ、エレクトロを啓蒙する世界基準のサウンドと、ライブで魅せる破天荒なパフォーマンス、他の追随を許さない特異なキャラクターが特徴。

 

そんななかでも、1994年の「N.O.」や1997年の「Shangri-La」など耳なじみのよい楽曲でシングルヒットも記録。

 

2001年9月から2004年の休止期間を経て、2008年4月にアルバム『J-POP』、10月に『YELLOW』を矢継ぎ早にリリースし、本格的に活動を再開。

 

20周年で『20』、25周年で『25』、30周年で『30』とメモリアルイヤーに作品をリリースも。

 

コアなテクノファンからサブカル好きまで、幅広いファンを抱える電気。

マッチョになって復活する電気グルーヴに期待

SINGularity

 

 

まったくおっしゃる通りで、筋トレして筋持久力をつければ長丁場のライブにも対応できるし一石二鳥なのでは。

 

2006年、ローリング・ストーンズの来日の際、当時60代前半のミック・ジャガーは腹筋が割れ声量もあり、顔のしわ以外は30代くらいに見え、これでもかというくらいステージ上を走り回っていました。

 

かつてドラッグを嗜むこともあったミックがパフォーマンスに支障をきたすとして健康オタクになった経緯をなぞり、突然マッチョになったピエール瀧メンバーがステージを暴れまわったらビジュアル的に”らしい”となる気がするのですが。