ジョニ・ミッチェル筆頭!カナダ出身の女性シンガーたち
カナダ出身の女性シンガー(ソングライター)たち
1960年代から活躍するジョニ・ミッチェルをはじめ、映画『タイタニック』のテーマ曲を歌ったセリーヌ・ディオン、2002年に颯爽と現れ世界的人気を誇ったアヴリル・ラヴィーンなど、カナダ出身の女性アーティストを12人まとめてみました。
Alanis Morissette(アラニス・モリセット)
1974年6月1日生まれの女性シンガー・ソングライター。
17歳でデビューし、カナダで活動した後、アメリカに渡りマドンナ主催のレーベルと契約し、1995年にリリースされたオルタナ、グランジの系統のサウンドが存分に盛り込またアルバム『Jagged Little Pill』が世界的大ヒット。
カナダでは、90年代を代表する女性ロック・アーティストになりました。
Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)
1984年9月27日生まれの女性シンガー・ソングライター。
2002年、17歳でリリースしたアルバム『Let Go』でデビュー。ファースト・シングル「Complicated」がいきなり世界的ヒットを記録し”ロック・プリンセス”として人気を獲得。
当時、軽快なポップ・ロックな中にもオルタナやグランジ色を混在させたサウンドや、メイクやファッションも含め、彼女に共感を覚える多くのフォロワーが出現しました。
2018年には2014年よりライム病と診断され、以来闘病していると発表。同年9月には新曲「Head Above Water」が公開されています。
Carly Rae Jepsen(カーリー・レイ・ジェプセン)
1985年11月21日生まれの女性シンガー・ソングライター。
2008年に1stアルバム『Tug of War』を発表後、ジャスティン・ビーバーのレーベルSchoolboy Recordsの初のアーティストとして契約。
圧倒的な影響力を持つジャスティンのSNSでの宣伝効果も手伝い、2012年のアルバム『Kiss』および、収録曲の「Call Me Maybe」やアウル・シティーとの「Good Time」などもグローバルヒットしました。
Celine Dion(セリーヌ・ディオン)
1968年3月30日生まれの女性シンガー。
1991年の世界デビュー・アルバム『Unison』リリース以降、発表された9作の英語スタジオ・アルバムすべてが世界的ヒット。
全世界でのトータルセールスは約2億5千万枚にのぼり、グラミー賞5冠、アカデミー賞2冠に輝いており、世界的歌姫とも称されることもしばしば。
代表曲は、映画『タイタニック』のテーマ曲である「My Heart Will Go On」で、<グラミー賞><アカデミー賞>のW授賞を果たしています。
Feist(ファイスト)
1976年2月13日生まれの女性シンガー・ソングライター。
本名は、レスリー・ファイスト。
2007年、アップル iPod nano のCMに「1234」が起用され世界的に知られるように。同時に彼女の代表曲となりました。
2008年の第50回グラミー賞では、「最優秀新人賞」「最優秀女性ポップ・ヴォーカル」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀短編ミュージックビデオ」の4部門でノミネートされるほどでした。
Holly Cole(ホリー・コール)
1963年11月25日生まれ。ジャズ系を得意とする女性シンガー。
両親ともにクラシックの音楽家と恵まれた音楽環境の中で育ち、バークリー音楽大学でジャズを学んだ後、1990年にアルバム『Girl Talk』でデビュー。
1987年公開の映画『Bagdad Café(バグダッド・カフェ)』の主題歌、ジェヴェッタ・スティールの歌う「Calling You」のカバーがヒットし一躍知られるように。
2003年のアルバム『Shade』は、カナダのグラミー賞に相当する JUNO Award で2部門を受賞する実力です。
Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)
1943年11月7日生まれの女性シンガー・ソングライターであり芸術家。
1968年のデビュー以来、ジャンルなどにとらわれることのない自由で独自な音楽性、寛容かつ繊細で鋭い社会や人への洞察、卓越したセンス、表情豊かなヴォーカルなど、世界中の伊音楽を魅了してやまないシンガー・ソングライターの最高峰、ジョニ・ミッチェル。
代表曲は1969年リリースの2ndアルバム『Clouds』収録のラストナンバー「Both Sides, Now」(邦題:青春の光と影)で多くのミュージシャンにカバーされています。
k.d.ラング(ケイ・ディー・ラング)
1961年11月2日生まれの女性シンガー・ソングライター。
1984年のデビュー以来、カントリーシンガーとしてキャリアを積み、ファンの心を掴んできた彼女。
皮肉にも世界的ブレイクを果たしたのは、カントリー調から脱却し、ポップ・ジャズなテイストを盛り込んだ1992年のアルバム『Ingénue』でした。
200万枚を超える売上を記録した同アルバム収録のラストナンバー「Constant Craving」はシングルカットされヒットを記録。代表曲のひとつに挙げられます。
Loreena McKennitt(ロリーナ・マッケニット)
1957年2月17日生まれの女性シンガー・ソングライター。
ケルト音楽を中心に、アジア、アフリカ、スペインなどさまざまな地域の民族音楽を持ち込んだ音楽を指向しているシンガー・ソングライター。
2010年に開催されたバンクーバーオリンピック開会式で、楽曲「The Old Ways」を披露するなど、カナダを代表するシンガーの1人です。
Nelly Furtado(ネリー・ファータド)
1978年12月2日生まれの女性シンガー・ソングライター。
父親がポルトガルの民族音楽ファドのミュージシャン、母親も歌手という音楽に恵まれた環境のもと、幼少期より家系的なルーツであるポルトガルの音楽に影響を受けて育った彼女。
2000年に、ミニアルバム『Whoa, Nelly!』でデビュー。
ラップからワールド・ミュージックまで多様なジャンルを取り入れながら、彼女独特のものにしてしまう"ネリー・ファータド的"サウンドが特徴です。
Sarah McLachlan(サラ・マクラクラン)
1968年1月28日生まれの女性シンガー・ソングライター。
1988年に1stアルバム『Touch』でデビュー。
1994の 3rd アルバム『Fumbling Towards Ecstasy』、続く1997年の 4th アルバム『Surfacing』が世界的にヒットし、商業的成功を納めます。
また1997年、女性アーティストを集め行われた音楽フェスティバル“リリス・フェア”を主宰し、40万人あまりを動員しこちらも興行的に成功しました。
そんな彼女の代表曲は、1998年公開の映画『City of Angels』の挿入歌「Angel」。しっとりとしたピアノ弾き語りのバラードが作品を盛り上げました。
Shania Twain(シャナイア・トゥエイン)
1965年8月28日生まれの女性カントリー・シンガーで「カントリー・ポップの女王」。
1980年代から活動を開始し、1995年のアルバム「The Woman in Me」でブレイク。
続く1997年のアルバム「Come on Over」がアメリカだけで2000万枚を超えるセールスを記録、カントリーアルバムの売上世界一となりました。