聴きたい!2019年注目したい男性シンガー・ソングライターたち
男性シンガー・ソングライター
2019年に注目したいというか、新作を聴きたい、最新作をリピートしたいという気持ちにさせる国内の男性シンガー・ソングライター、またはソロ・プロジェクトを紹介したいと思います。
大橋ちっぽけ
1998年生まれ。愛媛県松山市出身。
UKロック、オルタナティヴロックに影響を受け、中学生のころからネットの動画サイトに歌唱投稿を開始。
高校生になるとオリジナル楽曲の制作を始め、3年生のときに「未確認フェスティバル2016」セミファイナリストに残るまでに。
ミニアルバム『僕と青』を経て、2019年3月にアルバム『ポピュラーの在り処』でメジャーデビューを果たします。
同じ大橋の大橋トリオの温かさや初期の清竜人をイメージさせる繊細でやわらかなサウンドが特徴です。
秋山黄色
1996年3月11日生まれ、栃木県宇都宮市出身。専門学校中退のフリーター(ニートを自称)。
作詞・作曲のほか、イラストレーションや映像制作まで手がける多才なアーティスト。
自身を投影しているかのような、若者のジレンマや満たされない心情を歯切れのよいサウンドに乗せて表現しています。
2019年1月に、ミニアルバム『Hello my shoes』を発表しました。
須田景凪(すだけいな)
2013年よりボカロP“バルーン”としでニコニコ動画にて活動を始め、「シャルル」「雨とぺトラ」「レディーレ」などのヒット曲を量産。
「シャルル」は、『JOYSOUND』2017年発売曲カラオケ総合ランキング1位を獲得するほどの人気です。
2017年10月、シンガー・ソングライター“須田景凪”として活動を開始。
ついカラオケで歌いたくなるような、こだわりの詰まったメロディーが多くの若者の支持を集めるとともに、彼自身の切ない歌声も高い評価を得ています。
2019年1月に、メジャー 1st EP『teeter』をリリースしました。
崎山蒼志(さきやま そうし)
2002年生まれ、静岡県出身。
2018年にAbemaTV『バラエティ開拓バラエティ 日村がゆく』の番組内企画「高校生フォークソンググランプリ」に颯爽と登場しグランプリを獲得、一気に注目を浴びました。
「夏至」「五月雨」「神経」の楽曲配信を経て、2018年12月に1stアルバム『いつかみた国』をリリースしています。
複雑で緻密な作りなものの、聴きやすいポップな楽曲に仕上げているところは、米津玄師と共通するところでもあります。
折坂悠太
1989年生まれ、鳥取県出身。幼少期をロシアやイランで過ごした経験を持つシンガー・ソングライター。
2013年よりギター弾き語りでのライヴ活動を開始し、2014年のミニ・アルバム『あけぼの』を経て、2016年に1stアルバム『たむけ』を発表。
2018年10月、平成元年生まれの彼がアルバム『平成』をリリースしています。
独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせながら、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。その音楽性とライヴパフォーマンスから、ゴンチチ、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、伊集院光、小山田壮平(ex: andymori)、坂口恭平、寺尾紗穂らより賛辞を受ける。
長谷川白紙
現在20歳の音大生。
2016年ころよりSoundCloudなどで作品を発表し、2017年に EP『アイフォーン・シックス・プラス』をリリース。
2018年12月には、初のCD作品『草木萌動』(そうもくほうどう)をリリース。
ジャズやブレイクコア、現代音楽などからインスパイアされたジャンルレスで独創性あふれるサウンドと、それに載せられた散文詩のような歌詞が特徴です。
SIRUP(シラップ)
大阪出身のシンガー・ソングライター、KYOtaro によるプロジェクト、SIRUP。
クラブシンガー“KYOtaro”としてキャリアをスタートし、R&B/ソウルやヒップホップなどのブラックミュージックをベースにさまざまなクリエイターとコラボレーションを行ない、新たな作品を創出するコンセプトのもと始動されました。
2017年にシングル「Synapse」でデビュー。同年の『SIRUP EP』に続き、2018年に2枚目のEP『SIRUP EP2』をリリース。
2019年1月には楽曲「Do Well」が、Honda「VEZEL TOURING」の新しいTVCMソングに起用されています。
Ghost like girlfriend
1994年生まれ、兵庫県出身のシンガー・ソングライター、岡林健勝によるソロ・プロジェクト。
2017年に“Ghost like girlfriend”名義でデビュー曲となる「Fallin'」をApple MusicとSpotifyで公開すると、SNSなど口コミで話題に。
2019年に『WEAKNESS』、『WITNESS』に続く、3部作を締めくくるミニアルバム『WINDNESS』をリリース。
ロックやソウル、クラブサウンドなどをミックスさせたサウンドが特徴です。