”もっさ”の歌声が魅力!大阪発のバンド『ネクライトーキー』
ネクライトーキー
profile - necrytalkie-official
2017年3月結成、大阪発のポップバンド。
メンバーは、もっさ(Vo,G)、藤田さん(B)の女性2人と、朝日(G)、カズマ・タケイ(Ds)の男性2人からなる男女混成4人組。
朝日、藤田さん、カズマ・タケイは、バンド”コンテンポラリーな生活”でも活動しており、そこにもっさが加入する形で始動。
さらに朝日は、石風呂(いしふろ)の名前でボカロPとしても活動しています。
そんな彼ら、2017年8月よりライブ活動をスタート、個性的なミュージックビデオや自主企画ライブ、3枚の demo single などが話題を呼び知名度を上げていきます。
そして、2018年12月5日に 1st アルバム『ONE!』をリリース。
アルバム全体を通しては、レコーディングエンジニアがチャットモンチーの作品を手がけていたりすることもあり、初期のチャットモンチーっぽさを感じる人もいるかもしれません。
そんななか、ほとんどの楽曲を担当する朝日のほか、もっさが制作した「ゆうな」なども収録されており、バラエティに富んだ作品に仕上がっています。
朝日meetsもっさ
コンテンポラリーな生活
パンク、オルタナティヴ、ニューウェーヴなどのロックミュージックをバックボーンに、「どのバンドとも似たようなことはしたくない」という捻くれたポップミュージックの理想型を目指して現在まで活動。
石風呂
その特徴的な爽やかなメロディや、若者の感情を表現した歌詞は様々なクリエイターから絶大な評価を得ており、VOCALOID™を使用したロックミュージックを奏でるアーティストの中でも最も注目を集めている一人である。
バンドフロントマンやボーカロイドプロデューサー(ボカロP)として活動する朝日廉。
両者での活動表現のほかに、以前より女性ボーカルを加えたバンド構想があり、彼のイメージにぴったりだったのが当時、石風呂の楽曲をカバーしていたもっさでした。
ネクライトーキーの魅力
もっさの歌声
バンドのポップアイコン的な存在、もっさの伸びやかであどけなさの残るハイトーンボイスは、アニソンボイスmeetsギターポップというハマると中毒性高めの威力を持ち合わせています。
真似しようとしてもなかなか再現できない、時にハム太郎ボイスともチョッパーに似ているとも称される歌声は、親しみを感じさせるとともにバンドにプラスの相乗効果をもたらしていそうです。
誰がハムタローや!笑https://t.co/9BDT16SKo0
— もっさ (@higasizumu) April 3, 2018
明るくポップなサウンドと歌詞のギャップ
もっさのボーカルと相まってポジティブで明るくポップにしたイメージのあるネクライトーキーのサウンド。
一方、コンテンポラリーな生活や石風呂を踏襲しているかのような、鬱屈や閉塞感を露わにする朝日のダークでネガティブな歌詞とのギャップが、絶妙なバランスを生み出しています。
いろんなバンドの、いいとこ取りな、いいバンド
同じ男女混成バンドたち
ゲスの極み乙女。のポップさ
神聖かまってちゃんの感情さらけ出してる感
ヤバいTシャツ屋さんのあっけらかんさ、大阪発の明るさ
なんかのいいとこ取りをしている印象を受ける、今後の活躍が期待されるバンドではないでしょうか。