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音楽のまとめ

聴きたい!90年代に活躍した洋楽スリーピースバンド5選

Goo Goo Dolls(グー・グー・ドールズ) 

1986年にニューヨークで結成された、『アメリカンロックの良心』と称されるバンド。

 

メンバーは、ジョン・レズニック (Vo、G)ロビー・テイキャック(B、Vo)マイク・マリニン(Dr)*1995年~2013年。

 

初期はメンバーのバックボーンから、パンクやヘヴィ・メタル寄りのサウンドが売りでしたが、メジャー1stアルバムの「Superstar Car Wash」くらいからから、より多くの層に受け入れられる音楽に変わってきました。

 

90年代には「Name」や、映画『シティ・オブ・エンジェル』の挿入歌に起用された「Iris」などのバラード曲がヒットし、当初のイメージとは違う形でメジャーなバンドに。

 

この1枚 1995年 アルバム『A Boy Named Goo』

Boy Named Goo

 

セールス的には1998年のアルバム「Dizzy Up The Girl」が最も成功しているものの、初期のハードな部分とアメリカン・ロックがミックスされていて聴きごたえがあります。

 

収録曲『NAKED』

 

Dinosaur Jr.(ダイナソー Jr.)

1984年にアメリカマサチューセッツ州にて結成。

 

メンバーは、J・マスシス(Vo、G)、ルー・バーロウ(B)、マーフ(Dr)。

 

1990年代前半には、オルタナ/グランジロックシーンを象徴するバンドとしてニルヴァーナ(NIRVANA)や、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)らとシーンを牽引。

 

そんな90年代には、初期のバンドのイメージを形成していた轟音ギターサウンドを踏襲しつつ、次第にJ・マスシスのソロプロジェクト的なマニアックなサウンドに移行していきます

 

結局、計7枚のアルバムを発表して1997年に解散してしまいますが、2005年に再結成を果たし、現在でもコンスタントにアルバムを作り続けている息の長いバンドです。

 

この1枚 1991年 アルバム『GREEN MIND』

Green Mind

 

聴きやすさや、ジャケット写真を含めて、最も有名な作品。

 

収録曲『The Wagon』

 

Nirvana(ニルヴァーナ)

1987年、アメリカワシントン州で結成され、1989年にシングル「ラヴ・バズ」でデビュー。

 

メンバーは、カート・コバーン(Vo、G)、クリス・ノヴォセリック(B)、デイヴ・グロール(Ds)。

 

 

90年代を代表する1曲「Smells Like Teen Spirit」のヒットとともに、ファッションを含め、グランジ・ブームを巻き起こしたものの、成功の重圧に耐えられなくなったカートが1994年4月に自殺、バンドは解散を余儀なくされることに。 

 

解散後メンバーのひとり、デイヴ・グロールは新たにフー・ファイターズ(Foo Fighters)を結成し成功を収めています。

 

この1枚 1991年 アルバム『Nevermind』

Smells Like Teen Spirit

 

今作は、中低音域中心のヘヴィなサウンドは当時の流行とは異なる作風だったものの、全米1位を獲得しています。

 

収録曲『Smells Like Teen Spirit』

 

Blink-182(ブリンク-182) 

1992年結成、米カリフォルニア州サンディエゴ出身のポップ・パンク・バンド。

 

1997年にアルバム「Dude Ranch」でメジャーデビューし、 3rd アルバム「Enema of the State」が大ヒットを記録、ポップ・パンク界の代表的バンドとして世界的な人気を獲得しました。

 

その後、2005年に活動を停止しましたが2009年に復活。

 

2011年に 6th アルバム「Neighborhoods」を発表、2015年にはフロントマンのトム・デロングが脱退と紆余曲折を経ながら現在も活動を続けています。

 

この1枚 1999年 アルバム『Enema of the State』

エニマ・オブ・アメリカ+6

 

裸で街を走り回ったり、人気アイドルグループをパロディにした収録曲のミュージックビデオでおバカキャラを演じ人気を博し、全世界で700万枚を超えるセールスを記録した作品です。

 

収録曲『All the Small Things』

 

Green Day(グリーン・デイ) 

1987年にアメリカカリフォルニア州で結成されたポップ・パンク・バンド。

 

90年代は、94年のメジャー 1st アルバム「Dookie」が全世界で1000万枚を超えるセールスを記録し、続く「Insomniac」「Nimrod」もヒットするなど彼らの全盛期に。

 

2000年代に入っても勢いは衰えず、より音楽性に富んだ作風へと変化し2004年のパンク・オペラ作「American Idiot」は世界各国で1位を記録し、グラミー最優秀レコード賞を獲得しています。

 

この1枚 1994年 アルバム『Dookie』

Dookie

 

全世界で1500万枚を超えるセールスを記録している彼らの最大のヒットアルバムで、同ジャンルを代表する作品です。

 

収録曲『Basket Case』