聴きたい!オルタナティヴな邦楽3ピースロック・バンド5選
オルタナティヴ・ロック(Alternative Rock)とは
オルタナティヴ・ロック(Alternative Rock)は、ロックの一ジャンルである。日本ではオルタナティヴ、オルタナと略称されることが多い。
オルタナティヴ(Alternative)とは、「もうひとつの選択、代わりとなる、異質な、型にはまらない」という意味の英語の形容詞。現在の商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない普遍的なものを追い求める精神や、前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことである。
オルタナティヴ・ロックの定義は、広義なものから狭義なものまでさまざまですが、今回は、1980~90年代の世界的ムーヴメントを継承している骨太な5つのバンドをまとめてみたいと思います。
eastern youth(イースタン・ユース)
1988年に札幌で結成。
メンバーは、吉野寿(Vo、G)村岡ゆか(B)田森篤哉(Ds)。
1997年にシングル「青すぎる空」でメジャーデビュー。
人の生き方や生き様を文学的に表現した歌詞や、オルタナサウンドの中にパンクの精神がみえるサウンドが特徴。
そして野武士のような佇まいで歌い上げるボーカル吉野寿の姿は、聴く者をあたたかく鼓舞するかのようです。
the pillows(ザ・ピロウズ)
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1989年に結成。
メンバーは、山中さわお(Vo&G)、真鍋吉明(G)、佐藤シンイチロウ(Dr)。
1991年シングル「雨にうたえば」でメジャーデビュー。
シニカルな歌詞や、ロックなのにポップなメロディラインが特徴。
2000年から2001年にかけ、主題歌や挿入歌を提供したOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)『フリクリ』が世界的に人気となり、同時に彼らの海外での認知度も高くなる結果に。
また2004年には、15周年を記念し親交のあったバンドに依頼して制作された「SYNCHRONIZED ROCKERS」を、2014年には25周年を記念し彼らをリスペクトする若手バンドが中心に参加した「ROCK AND SYMPATHY」と、2度のトリビュートアルバムがリリースされているミュージシャンから愛されるバンドでもあります。
LOSTAGE(ロストエイジ)
2001年に結成された奈良県を中心に活動するバンド。
メンバーは、五味岳久(B、Throat)、五味拓人(G)、岩城智和(Ds)。
2007年7月、アルバム「DRAMA」でメジャー・デビュー。
2011年から自主レーベル(qoop music)を立ち上げ、翌年レコードショップ『THROAT RECORDS』をオープンするなど独自の音楽活動を続けています。
Age Factory(エイジファクトリー)
2010年に奈良県で結成されたバンド。
メンバーは、清水エイスケ(Vo、G)、西口直人(B)、増子央人(Ds、Cho)。
2014年12月に、デビューミニアルバム「手を振る」をリリース。
破壊的とも称されるライブパフォーマンス、清水エイスケのハスキーな声で伝えられる強烈なメッセージ、変則的かつキャッチーで何処か寂しげな楽曲群を武器にファンを増やし、デビュー前にして制作した自主制作盤は完売・廃盤。
アナログフィッシュ
1999年に長野県で結成。
メンバーは、斉藤州一郎(Ds、Vo)、 下岡晃(Vo, G)、佐々木健太郎(Vo、B)。
2004年にミニアルバム「Hello Hello Hello」でメジャーデビュー。
エモーショナルなロックからポップ、ソウルフルなものまで網羅するサウンドと、社会への提議や人間賛歌まで奥深い歌詞がミックスされ、彼らの音楽が形成されています。